6月20日HSR九州サーキット　OPTION2杯2時間耐久レース

ボルトオンターボ仕様で、この暑い天気の中でいったいドコまで走れるのか？
結構不安だったんですが、イベントに出る楽しみと、チューニングカーの醍醐味をみなさんに知っていただく為に、挑戦することにしました。

今回の作戦は、レースに勝つ事ではなく、ハイペース維持を優先し、
エンジンやブレーキ、そしてタイヤの消耗や燃費も一切気にせずに、がんがん行く事にしました。

まず予選ですが、いつもシビックを運転している福ちゃんが予選を担当し、軽く流して1分25秒128を達成。
手堅くポールポジションをゲットしました。 そしていよいよ2時間耐久のスタート。
ファーストドライバーは地元熊本出身、ユーザーのトトロさんが担当。
まだまだ乗りなれない初めてのシビックで、しかも次のドライバーへトラブル無く引き継がなければならないというプレッシャーの中、 堅実かつ攻めの走りをみせ、1分28〜30秒で周回。
エンジンストールに見舞われたことも有ったけど、17週を走りぬけ、無事に次のドライバーへマシンを渡しました。
トトロさん、お疲れ様でした！

セカンドドライバー福ちゃんは、さすが乗りなれているだけに非常にハイペース。
42周（給油ストップを含みます）というロングドライブを、とても耐久レースとは思えぬような1分27〜28秒でドライブ。
スタートフラッグから41週目には、なんと1分27秒282を記録しています。

レース展開のほうは耐久ですので、単純な速さだけではかなわない、なかなか難しいものがありました。
一時は2位の車両に1周以上の差をつけるほどの速さだったのですが、 ターボ車の宿命か、タイヤや燃料の消費もなかなかハード。
一回の給油は20リッターと限られている上に、更には慣れないピット作業が足を引っ張ります。
燃料給油一つにしても、非常に苦戦。 安全タンクにガソリンを注ぎ込もうとするのですが、これがエア抜けが悪くなかなか入らない。
それどころか逆流する始末。 3回のピットインのうち、最高に長引いたものはなんと6分以上も消費。
せっかく稼いだタイムも、ここで一気にロス。かなり抜かれてしまいました。 コースに復帰後はガンガンパスするのですが、やっとトップを抜いた！と思ったら、また給油でポジションダウン。

最後の10分は、鈴木君がチェッカーフラッグへ向けた堅実な走り（1分30〜32秒台）のペースで走りきり、結果的には5位でチェッカーを受けることができました。
トップにはなれませんでしたが、大変な暑さ（台風６号接近によるフェーン現象）の中で、
ターボパワー全開で2時間を走り抜けることが出来たのが最大の収穫です。
また、チューニングカーの楽しさをアピールできたと思います。 当日応援やお手伝いに来てくださったみなさまにお礼をもうしあげます。ありがとうございました。

■6月9日MINEサーキット 6月20日開催OPTION2カップの耐久レースに向けてのテストを実施。

今回はシビックをはじめて運転する、ユーザーのトトロさんとディサイド社員鈴木清貴の二人のテストドライブ。
二人とも初めてのクルマにも関わらずセンス抜群で、1分40秒でラップを重ね、まずまずの手ごたえをつかみました。
ちなみにこの日、トトロさんは「水チャレ改」に33Rで出走し、1分35秒8を記録。
この日のトップタイムとなっています。

以前の日記はこちらです。